世界では、モノが増え続け、情報量は過多を
越える量となり、スピードが加速している。
ぼくたちはどのように、このような世界に、
このような時代に、このような社会に
向かうことができるのか。
次の3つを挙げておきたい。
1.「本質」を見極める力
モノ・コトの「本質」を見極める力が
必要である。
世界はモノであふれている。
世界は情報であふれている。
「ほんとうのもの・こと」を探す力である。
本質を見極める力をつけるためには
本質的ではないもの、嘘のもの、虚構のもの
を見ること・経験することも必要である。
見極める眼は「考える力」のことである。
論理的に考える以上に、無意識の次元での
「考える」ことも含め、考える力である。
「考える力」をつけるためには、
考えるための「視点・パースペクティブ」が
必要である。
それは、視点・パースペクティブをつける
ような読書や経験から醸成されていく。
そのような本や人に出会うことである。
「本質を見極める力」は
本質的な生き方をつくっていく。
それは、シンプルだけれど、ほんとうに
大切な生き方をえらびとっていく力となる。
2.「Disconnect 非-接続」する力
「新しい接続」をつくっていくために、
「非-接続」する力である。
「本質」を見極めていくためにも、この力は
大切である。
ぼくたちは、日々の仕事や家事や流れてくる
情報などなどに「接続」されている。
それらの出来事に「反応」する心身をもって
いる。
ぼくたちのマインドは、常に「接続」の状態
にある。
だから、「非~接続」する力が必要だ。
自分の外の事象から「非-接続」すること。
そして、自分の内側(マインド)において
感情などから「非~接続」すること。
方法は様々な仕方にひらかれている。
世界のハイパフォーマーが活用する
メディテーションから、走ること、など。
ストレスに対処する方法(感情を客観視、
紙に書く等)も様々だ。
「非~接続」は、大きくは2層ある。
一つ目の層は「日々の非-接続」。
二つ目の層は「生き方全体の非-接続」。
社会や「常識」や教育などから押し付けら
れた「生き方の全体」において、非-接続
できたとき、生はあらたな世界をきりひらく。
3.「自分」をつくっていく力
上の2つもこの内に包含されてしまうが
「自分」をつくっていく力である。
「自分軸」のある人になること。
ただし、常に「自分」を変えていく意志と
姿勢につらぬかれていること。
人からとことん学んでいくこと。
「創られながら創る」という、自分という
人間の解体と生成を生きていくことのできる
人になることである。
それは「自分」をつくっていくなかで、
「他者」にひらかれてあることでもある。
モノが増え、情報が過多となり、スピードが
加速している世界の中で、ぼくはぼくである
ために、
●「本質」を見極める力
●「Disconnect」する力
●「自分」をつくっていく力
を研ぎ澄ましている。
日々、走り、走りながらメディテーションし、
言葉をかきつづる。
メンターたちの生き方にならい、アドバイスを
もらう。
すばらしい本との出会いを大切にする。
人生のパートナーと共に、成長する。
この世界で流されないように。