「学びの場」を立体的につくって
いくこと。
本・書籍で学ぶ。
講義・講演などで学ぶ。
動画・ビデオで学ぶ
音声・オーディオで学ぶ。
これらを抽象度を上げて、シンプル
に言うと、
・「読む」
・「聞く+見る・読む+体感する」
・「聞く+見る・読む」
・「聞く」
ということである。
これらを有効に活用して、「学び」
を立体的につくりあげていく。
そして、この中でも、
「聞く」ということを増やしていく
ことである。
「音声・オーディオ」の活用である。
「眼=見ること」は、どうしても
自然と強くなってしまう。
読むこと、見ることは、あまり意識
しなくても普段している。
(*「論理・ロジック」をつくって
いくことは、異なる「次元」のこと
である。読むこと・見ることの、
「土台」づくりは別に必要だ。)
だから、眼と耳の組み合わせは、
眼が強くなりがちだ。
聞く以上に、眼から入ってくる
情報のインプットが大きくなって
しまう。
「聞く」ということに集中する学び、
つまり、オーディオを活用した学び
は、眼の専制をゆるめる。
最近は「音声・オーディオ」もいろいろ
なものがある。
いくつかを挙げると、以下のような
ものである。
【媒体】
・CD(昔はカセットテープ、今はデジタル
ダウンロード)
・ラジオ
・Podcast
・その他「音声記録」を提供する各種媒体
【内容】
・著作の「朗読」(アマゾンのAudibleなど)
・講演、講義
・インタビュー
・トーク
など。
これらの内、無料のコンテンツも
数限りなく広がってきている。
ぼくは、CD音声も聞いてきたし、
最近はデジタルダウンロードである。
Podcastは毎日聞いている。
著作(主に英語)の朗読も聞くし、
講演やインタビューも聞く。
そうして活用される「オーディオ」の
効果は、ぼくが活用してきた経験
においても、とても大きなものである。
例えば、ぼくの経験上は、このような
効果がある。
●「言葉」それ自体、言葉のトーン、
「息づかい」などにフォーカスできる。
そして、それらが、すーっと、自分の
中に入ってくることがある。
●「考えること」のループに直接的に
音が入っていく。
自分の頭の中で、ネガティブトークの
ループが回転しているときに、それを
変えることができる。
●(本の著者の)オーディオを聞くこと
で、その著者の「言いたいこと」が
わかった。
その著者の本の読み方が変わった。
あるいは、その著者が好きになった。
●Personal Developmentの領域が好き
になった直接的なきっかけも、音声で
あった。
ただし、「注意すること」は、
どのような状況で聞くか、ということ
である。
あるいは、どのように聞くか、ということ。
「~しながら」で聞くことは、時間の
節約にもなるけれども、十分な注意が
必要である。
●自分の安全性を確保することは最重要
●何か集中したいときは、「ながら」で
聞かないこと
●「マインドフルネス」を重視するとき
は、「ながら」で聞かないこと
それにしても、情報技術などの進展で
学びの環境が、この10年で一気に
変わってきたことは、時代の「光」の
部分である。
学びとその環境の広がりは、大きな
「光」である。
追伸1:
Podcastでインタビュー(英語)を
聞いていたら、ある人が
「大人はテレビを見る代わりに、
動画で学ぼう」、と提案していた。
これも、学びを立体的につくること
のひとつの方法である。
追伸2:
AppleのAirPodsもおすすめ。