最近ぼくはクラシック音楽をよく聴いている。音楽全般が好きではあるのだけれど、とりわけクラシック音楽を聴く。新型コロナの世界に生きるなかで、クラシック音楽がぼくの心奥に響くようだ。
Read More音楽・美術・芸術
美術館での「体験」を通じて。- 美術鑑賞における「身ぶるい」の感覚。 /
昨年(2019年)日本に一時帰国する際に楽しみにしていたことのひとつに、美術館に行くことがあった。日本の美術館や美術展は数が多く、また見応えのある作品に出逢うことができる。
Read Moreスティーブン・フォスターという人物。- 『はじめてのアメリカ音楽史』を、音楽を聞きながら読む。 /
スティーブン・フォスター(Setphen Foster)。この名前を聞いて、この人物のことが思い浮かぶひとは、学校の授業でありとあらゆることを吸収していたか、名前を覚えるのが得意か、あるいは音楽史へと足をふみいれてきたか、いずれにしろ、自身でつくりあげる世界の体系のなかに「アメリカ音楽(史)」が組み込まれているひとたちだ。
Read More民謡「Row, Row, Row Your Boat」のこと。- 19世記のアメリカの時空間へ。 /
ぼくのブログのなかでよく読まれているブログに「民謡「Row, Row, Row Your Boat」の人生観・世界観。- シンプルかつ凝縮された歌詞。」があります。2018年の9月に書いた文章ですが、2020年になったいまも、よく読まれているようです。
Read MoreLil Dickyの曲『Earth』。- 「We are the Earth」としての共演。 /
昨日(2019年5月13日)は、「地球の環境・資源問題の解決の方向性。- 宇宙と地球の<はざま>で。」というタイトルで、ブログを書いた。「宇宙」への動きがいろいろに加速している時代のなかで考えながら、宇宙に向かうにしろ向かわないにしろ、「奇跡のように恵まれた小さい、そして大きい惑星の環境容量の中で幸福に生きる仕方」(見田宗介)が求められていること。そんなふうに、文章を終えた。
Read MoreYoko Onoのアルバム『Warzone』。- なぜか心に響いてくるYoko Onoの声音。 /
昨年2018年にリリースされた、Yoko Ono(ヨーコ・オノ)のアルバム『Warzone(ウォーゾーン)』。生誕85周年、またミュージシャンとしての50周年にあわせて発表されたアルバムである。
Read Moreポール・マッカートニーに生きつづける<ビートルズの精神>。- 『Get Enough』(2019年)の響きのなかに。 /
同時代のなかで、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)がつくり歌う曲を聴くことができるのは、ぼくにとってしあわせなことである。
Read More人生は、40歳にはじまる。- ジョン・レノンの曲「Life Begins at 40」。 /
「Life Begins at 40」。人生は、40歳にはじまる。
Read More「雨粒」がぼくのうえに落ちてくるとき。- B.J. Thomasが歌う「Raindrops Keep Falling on my Head(雨にぬれても)」。 /
今日もここ香港は、午後に入って、少しづつ雨が降りはじめる。降りはじめのころは、雨粒を「雨粒」として感じることができるほどの、やわらかな降雨である。
Read More「Live at…」の、すてきな<変換>。- 音楽バンド「Endless Summer」の企て「Music, Travel, Love」。 /
音楽バンドの動画で、たとえば、「Stand BY Me(Live at…)」という題名を見たら、どう思いますか?「Live at…」と書かれていたら、「…で開催されたコンサート映像」だと思うのが、ふつうだろうと思います(今の時代、「ふつう」というのは使い方がむずかしいのだけど、あえて)。
Read More音楽の「楽しみ」そのもののほうへ。- 村上春樹が小澤征爾との対談で学んだこと。 /
「学ぶ」ことにおいては、「学ぶ」ことそのものに楽しみや歓びがあふれてくるものであるところへとひらいてゆくことが大切であると、先日のブログで書いた。
Read More「On the Road Again」の<この道>のなかに。- Willie Nelson(ウィリー・ネルソン)は音楽を奏でつづける。 /
カントリー・ミュージシャンのWillie Nelson(ウィリー・ネルソン)のことを、なにかの本を読んでいて目にしたかで、ぼくはApple Musicで探して、聴きはじめばかりのところ、1933年生まれの現役の「レジェンド」が、85歳にして9つ目の「グラミー賞」受賞とのニュースを見る。
Read More中原中也の書く「宮沢賢治の世界」。- もし宮沢賢治が芸術論を書いたとしたら。 /
世界を生きてゆくうえで、たとえば、宮沢賢治の『春と修羅』のようなことばたちと共にあることが、ぼくの生を支えてくれる。そんなふうに思うときがあることを書いた。
Read More村上陽子の写真。- 村上春樹『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』所収の、なぜかひかれる写真たち。 /
ふだんは「猫」を見ることがあまりない香港の街角で、猫に出会う。カメラを向けると、瓶のうえにすわっている猫は、まったく動じずに、ぼくのほうにただ目を向ける(ブログ「「猫」のいる、香港の風景。- 「猫があまり見られない」環境のなかで、猫に出会う。」)。
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