「見田宗介=真木悠介」
ニュージーランドで、雨の中を、歩く。- 「徒歩旅行者」にとっての<雨>。 /
ここ香港は、近くに到来した台風の影響もあり、雨が降り注いでいる。
Read More<n個の性>にひらかれた世界へ。- <みんなが違う>という方向性へののりこえ。 /
男女の「差別」をのりこえるとき、論理的に、二つの方向性があることを、社会学者の見田宗介は書いている。
Read More「個」であるということの宿命。- 「自我の起原」の探求における「死の起原/性の起原」(真木悠介)。 /
宇宙物理学者フリーマン・ダイソンは、龍村仁のドキュメンタリー映画『地球交響曲第三番』の収録のインタビューを、生命の「多様性」の話から始め、話は「死」ということにつながっていった(龍村仁『魂の旅 地球交響曲第三番』角川ソフィア文庫)。
Read More「個体」という、ぼくたちの存在の仕方。- 「生成子たちの永劫の転生の旅の一期の宿」(真木悠介)。 /
社会学者の真木悠介が「自我の起原、われわれの<自己>という存在の仕方の起原を、人間という形態をとる以前の地層にまで遡って追求」した書物、『自我の起原』(岩波書店、1993年)は、真木悠介自身が書くように「分類の仕様のない書物」である。
Read Moreマズロー「欲求の5段階」理論を呼びよせる「力学」。- なぜ、マズローが一般的によく語られ、根拠とされるのか。 /
心理学者マズローの「欲求の5段階」理論、つまり、「生理的欲求→安全の欲求→所属と愛情の欲求→尊敬の欲求→自己実現の欲求」というように低次の欲求から高次の欲求へと段階づける理論は、いろいろな著書や記事やコメントなどを見ていると、今でもよく引用され、またときに展開される議論や論理の根拠とされたりするのを見つけたりする。
Read More文系と理系の境界を自由に越境して。- 真木悠介の<分類の仕様のない書物>に導かれて。 /
「分析理性」のもとに、そして社会の要請のもとに、専門性を細分化しつづけてきた科学がもたらした「光」はとても大きいものでありながら、極度に細分化された科学がもたらした「闇」も大きい。
Read More「25秒早く出発した日本の電車」のニュースを、日本の外から見て。- 「時間の比較社会学」(真木悠介)の視点と共に。 /
先日BBCのアプリでニュースを読んでいたら、「Japanese train departs 25 second early - again」(BBC News)という見出しの記事に出くわした。
Read More「人間の生き方における究極の三次元」(C.W. モリス)にかんする真木悠介の考察。- 「生のあり方」をかんがえる視点。 /
社会学者である真木悠介の考察に、「プロメテウスとディオニソスーわれわれの「時」のきらめき」と題されたものがある。
Read More「虚構の時代」の深まっていく時代に。- 「次にくる時代」をいま生きる方向へ舵をとる。 /
社会学者の見田宗介は、今ではよく知られる論考において、1945年以降における日本の現代社会史を、「現実」に対する3つの反対語(現実と理想、現実と夢、現実と虚構)にふれながら、また日本の「高度成長期」とも絡めながら、3つの時期の特徴を語った。
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