「見田宗介=真木悠介」

「触ること・触覚」についてのメモ。<五感をとりもどす>こと。- 「KonMari Method」から、養老孟司、真木悠介まで。 by Jun Nakajima

片づけコンサルタントであるMarie Kondo(近藤麻理恵、こんまり)の「KonMari Method」という方法のひとつに、片づけで「残すモノを選ぶ基準」として、<触ったときに、ときめくか>という方法/基準がある。

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他者への「批判」のゆくえ(あるいは、減圧)。- <億の生きかた>に向かって。 by Jun Nakajima

メディアやSNSなどで、他者の言動にたいする「批判」がなされる。社会的/公共的な問題や課題においては建設的な批判とそれが展開される場が大切であるけれども、「批判」が個人的/プライベートの領域におよんでゆくことは別のことである。

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「三千年の悪夢から目覚めた朝の陽光みたいに、世界の光景は一変する」(見田宗介)。- 富の分配、資本主義の未来、人間像。 by Jun Nakajima

「現代社会はどこに向かうか」という問いを立てて自ら応答してゆくなかで、社会学者の見田宗介は、「資本主義」の行く末について、その大枠をつぎのように書いている。

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「2018年の一冊」を選ぶ。- 2018年に「世界に放たれた」書物。 by Jun Nakajima

2018年も12月に入って、ここ香港もそろそろ冷えこんでくると思いきや、ここ数日は日中25度くらいまで気温が上がり、汗ばむような気候だ。来週はだいぶ気温が下がるようで、「香港の冬」の雰囲気がよりいっそう感じられるかもしれない。

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「この世界の中にただ生きることの、<幸福感受性>」(見田宗介)。-「ダニエルの問いの円環」という美しい文章と論理から。 by Jun Nakajima

見田宗介『現代社会はどこに向かうかー高原の見晴らしを切り開くこと』(岩波新書、2018年)という美しい本の三章は「ダニエルの問いの円環ー歴史の二つの曲がり角ー」と題され、「二人のダニエル」の物語を題材に、歴史の大きな曲がり角を見ている。

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「○○の冒険に一生を賭けてみる人間が、一人くらいいたっていいじゃないか」。- 見田宗介先生の「生きかた・ありかた」に勇気づけられる。 by Jun Nakajima

ぼくにとっての「見田宗介先生」はとても特別であって、ぼくが見田宗介先生や著作などについて書くときにじぶんがとるポジションも、「完全な師」の「完全記号」を一生懸命に読みとくような立ち位置に、ぼくはいることになります。

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議論の「不毛なすれちがい」の原因のひとつ。- 「いかなる未来への変革を志しているのか…」(真木悠介)。 by Jun Nakajima

先のブログにも書いたように、真木悠介(見田宗介)の『人間解放の理論のために』(筑摩書房、1971年)を読んでいて、17年ほど前に読んでいたときに「棒線をつけた文章」に行きあたる。

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