成長・成熟

<関係のゆたかさ>の内実。- ニュージーランドのニュースを見ながら思うこと。 by Jun Nakajima

20年以上まえにニュージーランドに住んでいたとき、ぼくはオークランドを「拠点」としていた。最初の半年ほどをオークランドに住み、それからニュージーランドを北から縦断する旅に出たぼくは、やがて、オークランドのある北島からフェリーに乗って南島にわたった。

Read More

ツールの「メンテナンス」の大切さについて学んだこと。- シエラレオネで、東ティモールで。 by Jun Nakajima

西アフリカのシエラレオネ、それから東ティモールで働いていたころ(12年から17年ほどまえのことになるけれど)、ドライバーのスタッフの方々が、車両をとても丁寧に、時間をかけて手入れし、メンテナンスしている姿に触発されたことがある。

Read More

「片づけ」を「済ましてしまう」のはもったいない。- 片づけの「プロセス」を大切にする。 by Jun Nakajima

家の「片づけ」をする。ここでは、片づけのうち、部屋に散らかったものを元の場所にもどす「整頓」ではなく、必要ではないものや歓びではないものを「整理」していくこと、つまり「捨てること」について書いている。

Read More

「聴いていて、わかる」と「書いて、わかる」の段差。- メールマガジンを書きながら思ったこと。 by Jun Nakajima

「聴いていて、わかる」と「書いていて、わかる」は違うということを、メールマガジンのための文章を書きながら、また書いた文章をメールマガジン「The Blog & More of Jun Nakajima」にのせてご登録いただいている方々に送信したあとに、ぼくはしみじみと思う。

Read More

服装よりも、むしろ髪に、その人があらわれる。- 「髪」をカットしてもらいながら、考える。 by Jun Nakajima

Thomas Thwaites(トーマス・トウェイツ)の著書『GoatMan: How I Took a Holiday from Being Human』(Princeton Architectural Press)(邦訳『人間をお休みしてヤギになってみた結果』村井理子訳、新潮文庫)という、ユニークな本がある。

Read More

「不死」のテーマをおいつづけて。- 養老孟司の「不死へのあこがれ」という文章を導きとして。 by Jun Nakajima

著書『Homo Deus』で、歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari)は、人類が「飢饉、伝染病、戦争」を管理可能な課題にまでもってきたことを指摘しながら、人類が次に直面する課題は、次の3つとしている。

Read More

香港の、「レモンいっぱいのレモンティー」。- レモンは「いっぱい」でもいいんだ、という認識への再設定。 by Jun Nakajima

香港の街に出て、食事をするときによく飲む飲み物は「ホットミルクティー」。香港式のホットミルクティー(港式奶茶)である。「香港式」は、とても濃い紅茶に、無糖練乳がたっぷりと入ったミルクティーである。お店によって「味」はさまざまで、その「さまざま」を味わってゆくのも楽しい。

Read More

「We shall not cease from exploration…」(T.S. ELIOT)。- 「終わり」にたどりつくところ。 by Jun Nakajima

ユング派の分析家ロバート A. ジョンソン(Robert A. Johnson、1924-2018)の著書『Living Your Unlived Life: Coping with Unrealized Dreams and Fulfilling Your Purpose in the Second Half of Life』(Jeremy P. Tarcher/Penguin, 2007)のはじまりのところに、T・S・エリオット(1888-1965)の詩集『Four Quartets(四つの四重奏)』からの抜粋の一部をおいている。

Read More

1910年代から1920年代生まれの先達に、ぼくはなぜかひかれる。- 串田孫一にふれながら。 by Jun Nakajima

2019年は思想家の鶴見俊輔(1922-2015)の著作を読もうと、2018年の終わりちかくに、ぼくは思うことになった。年始にさっそく鶴見俊輔の著作を手にいれ、読みだしたら、一気に脱線してしまった。著作のなかで鶴見俊輔がふれる人たちを、そのたびごとに追っていたら、まったく進まなくなってしまったのだ。

Read More