「見田宗介=真木悠介」
「未来構想」そのものを学ぶこと。- 真木悠介『人間解放の理論のために』(1971年)という本。 /
社会学者である見田宗介は、「世に容れられるということを一切期待しないという、古風な熱情を以て記された文章群」を「真木悠介」の筆名でしてきた。
Read More「沈黙の春」(Silent Spring)の戦慄と今。- 見田宗介著『現代社会の理論ー情報化・消費化社会の現在と未来ー』を読みつづけて。 /
8月末ここ香港における大気汚染の中で生活しながら、見田宗介の名著『現代社会の理論ー情報化・消費化社会の現在と未来ー』(岩波新書、1996年)を手にとり、本をひらく。
Read More香港で、子供たちに向けられた「早く」の言葉を耳にしながら。- 「早く、早く」の生活速度にかんする真木悠介の考察。 /
香港でぼくの住んでいるところの界隈は家族が多く、子供たちに向けられた「早くしなさい」という意味の言葉を耳にすることがある。
Read More「表現」について。真木悠介の表現論。- <あらわす>ことを、そぎ落とすこと。 /
作家のダニエル・ピンクは誰もが「セールス」をしているのだとして『To Sell is Human』という本を書いたけれど、その意味の次元と同じところで語れば、人は誰もが「表現」していると言える。
Read More人間が個として「自由」であることの根拠。- <テレオノミーの開放系>(真木悠介)。 /
「自由」ということを語ることは、なかなか難しい。
Read More「自由(liberty)」とは何であるか?。- 自由の二つの前提(見田宗介)と歴史的な範例。 /
社会学者の見田宗介は、「自由(liberty)」ということを理論的に考えるための「歴史的な範例」として、1945年の日本の敗戦直前の沖縄戦を奇跡的に生き残った一人の女性の証言を挙げている(「走れメロスー思考の方法論についてー」『現代思想』2016年9月号)。
Read More香港で、人類の「歴史の曲がり角」をかんがえる。- 香港歴史博物館の特別展示「An Age of Luxury」。 /
香港歴史博物館の特別展示である「An Age of Luxury: the Assyrians to Alexander(豪奢・贅沢の時代:アッシリア人からアレキサンダーへ)」(2018年5月9日~9月3日)が展示する豪華なもの・贅沢品の数々は、紀元前900年から紀元前300年の時代にわたるものである。
Read More「詩人」とは?「詩という現象」とは?。- 真木悠介による定義の明晰さと根柢的な思考。 /
「詩人」とは、どのような存在なのだろうか?
Read More<生ききる>ということについて。- 生きる、生ききる、ただ生きる、生きつくす。 /
<生ききる>ということを、かんがえる。
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