求められる日本人のコミュニケーション能力の質の転換。- 平田オリザが提案する「協調性」に代わる作法。 /
海外に住み働きながら、以前「あたりまえ」のように思っていたことに、括弧をつけて、距離をとってかんがえなおしてきたもののひとつに、「協調性」というものがある。
Read More「比較・対比」による文化・社会の考察。- 松岡正剛による「ビフテキと茶碗蒸し」(松山幸雄)の考察。 /
ビフテキと茶碗蒸し。まったく意味のわからない並置は、日米文化比較のエッセイ集の著書名である。
Read More「人間の生き方における究極の三次元」(C.W. モリス)にかんする真木悠介の考察。- 「生のあり方」をかんがえる視点。 /
社会学者である真木悠介の考察に、「プロメテウスとディオニソスーわれわれの「時」のきらめき」と題されたものがある。
Read More「浜松まつり」という恍惚。- 「最も奥深い<遊>の極地」(真木悠介)という視点から。 /
海外に住んでいても、日本のゴールデンウィークの時期には、生まれ故郷の「浜松まつり」のことを思い出すことになる。
Read More吉本隆明の「声」に、耳をすます。- ほぼ日「吉本隆明の183講演」の、はるかな宇宙。 /
糸井重里主宰の「ほぼ日刊イトイ新聞」(ほぼ日)のアーカイブに、「吉本隆明の183講演」という、心躍らせる講演アーカイブがある。
Read More「…先生」と呼んでしまう人。- 村上春樹にとっての「河合先生」(河合隼雄氏)のことから。 /
ここ香港で話される「…先生(sin sang)」は、成人男性に対する呼び名だから、ぼくはときに「先生(sin sang)」と呼びかけられたりするのだけれど、ここでは日本の「先生」のことを書いている。
Read More「積読本」はいつでも、ぼくたちのために<スタンバイ>している。- 積読本の効用。 /
「積読本」については、それ自体を否定的に語る人たちもいるけれど、最近ではそのメリットを語る人たちも多いように見受けられる。
Read More「虚構の時代」の深まっていく時代に。- 「次にくる時代」をいま生きる方向へ舵をとる。 /
社会学者の見田宗介は、今ではよく知られる論考において、1945年以降における日本の現代社会史を、「現実」に対する3つの反対語(現実と理想、現実と夢、現実と虚構)にふれながら、また日本の「高度成長期」とも絡めながら、3つの時期の特徴を語った。
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