中原中也の書く「宮沢賢治の世界」。- もし宮沢賢治が芸術論を書いたとしたら。 /
世界を生きてゆくうえで、たとえば、宮沢賢治の『春と修羅』のようなことばたちと共にあることが、ぼくの生を支えてくれる。そんなふうに思うときがあることを書いた。
Read More世界に生きてゆくうえで、たとえば、宮沢賢治『春と修羅』の「序」のことばと共にあること。 /
ふとした時間のあいまに、電子書籍をひらく。
Read More香港の、「レモンいっぱいのレモンティー」。- レモンは「いっぱい」でもいいんだ、という認識への再設定。 /
香港の街に出て、食事をするときによく飲む飲み物は「ホットミルクティー」。香港式のホットミルクティー(港式奶茶)である。「香港式」は、とても濃い紅茶に、無糖練乳がたっぷりと入ったミルクティーである。お店によって「味」はさまざまで、その「さまざま」を味わってゆくのも楽しい。
Read More「ただいるだけで」(相田みつを)。- 「being」のちから。 /
詩人であり書家の相田みつを(1924-1991)のことばを、これまで、いくつかとりあげてきた。「夢中で仕事をしているときは…」であったり、「しんじつだけが…」であったり。
Read More「We shall not cease from exploration…」(T.S. ELIOT)。- 「終わり」にたどりつくところ。 /
ユング派の分析家ロバート A. ジョンソン(Robert A. Johnson、1924-2018)の著書『Living Your Unlived Life: Coping with Unrealized Dreams and Fulfilling Your Purpose in the Second Half of Life』(Jeremy P. Tarcher/Penguin, 2007)のはじまりのところに、T・S・エリオット(1888-1965)の詩集『Four Quartets(四つの四重奏)』からの抜粋の一部をおいている。
Read More「香港の音」のこと。-「静けさ」と「にぎやかさ」と。 /
静けさということ。現代人にとっての「静けさ」ということを。ユング派の分析家ロバート A. ジョンソン(Robert A. Johnson、1924-2018)の体験をもとに、じぶんの体験もかさねあわせながら、少しのことを書いた。
Read More村上春樹訳『グレート・ギャツビー』の「冒頭と結末」のこと。- 「訳者あとがき」の<告白>。 /
小説家の村上春樹が訳した、スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』(中央公論新社、2006年)の「訳者あとがき」、その最後の最後のところ(もう少しで「訳者あとがき」が終えようとするところ)で、村上春樹はつぎのように書いている。
Read More「静けさ・静寂・沈黙(silence)」を味方につける。- Robert A. Johnsonの体験に耳をかたむけて。 /
ユング派の分析家ロバート A. ジョンソン(Robert A. Johnson、1924-2018)は、現代において、ひとびとが「静けさ・沈黙(silence)」に耐えられないことにふれている。
Read More学びに「新鮮な空気」を入れてみる。- たとえば「物理学」の空気を。 /
本の「まえがき」に惹かれて、読んでみたくなる本がある。
Read More「定住と遊動」のこと。-「定住革命」(西田正規)の視点から、「遊動の衝動」をまなざす。 /
「人間の根源的な二つの欲求は、翼をもつことの欲求と、根をもつことの欲求だ」。真木悠介は、かつて、名著『気流の鳴る音』(筑摩書房、1977年)の本編のさいごのほうに、このように記した。
Read More1910年代から1920年代生まれの先達に、ぼくはなぜかひかれる。- 串田孫一にふれながら。 /
2019年は思想家の鶴見俊輔(1922-2015)の著作を読もうと、2018年の終わりちかくに、ぼくは思うことになった。年始にさっそく鶴見俊輔の著作を手にいれ、読みだしたら、一気に脱線してしまった。著作のなかで鶴見俊輔がふれる人たちを、そのたびごとに追っていたら、まったく進まなくなってしまったのだ。
Read More「捨てる時に、大切な本に出会える」(中谷彰宏)。- 「本」との関係をみなおすこと。 /
片づけコンサルタントであるMarie Kondo(近藤麻理恵、こんまり)の「KonMari Method」という方法が、2019年、Netflixで配信されているリアリティ番組『Tidying Up with Marie Kondo』によって、再度脚光を浴びている。
Read More人生の前半と後半、中年(midlife)の危機/機会。- 最近よく考えていることの「メモ」。 /
最近よく考えていることのひとつとして、「人生の前半と後半」ということがある。もう少し焦点を当てるとすれば、「中年の危機」(midlife crisis)ということである。
Read More香港の「西多士」(フレンチトースト)。- 「西多士」に教えられて。 /
香港に住みながら、長いあいだ、存在を知りながら食べてこなかったもののひとつに、「西多士」がある。香港式の「フレンチトースト」である。
Read More作家の橋本治からの「宿題」(仮想的宿題)。- ぼくの本棚にならんでいる5冊から。 /
2019年1月29日、作家の橋本治さんが亡くなられた。
Read More「しんじつだけが…」(相田みつを)。- 虚構の時代における<しんじつ>の響き。 /
詩人であり書家の相田みつを(1924-1991)。相田みつをの書く詩はシンプルであるとともに、書かれた文字は心の深いところにはいってゆく。
Read More「夢中で仕事をしているときは…」(相田みつを)。- 仕事、本当の自分、しあわせ、のこと。 /
詩人であり書家の相田みつを(1924-1991)。
Read More「空には音楽が満ちている」(野口晴哉)。- <感ずる者の心>のほうへ。 /
整体の創始者といわれ、体を知り尽くしていた野口晴哉(1911-1976)が感じていた「世界」。
Read More村上陽子の写真。- 村上春樹『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』所収の、なぜかひかれる写真たち。 /
ふだんは「猫」を見ることがあまりない香港の街角で、猫に出会う。カメラを向けると、瓶のうえにすわっている猫は、まったく動じずに、ぼくのほうにただ目を向ける(ブログ「「猫」のいる、香港の風景。- 「猫があまり見られない」環境のなかで、猫に出会う。」)。
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