成長・成熟
<透明>にみちびかれていく生。- 佐藤初女(「森のイスキア」主宰)の生き方にふれて。 /
悩みを抱えた人たちを手料理でもてなす場、「森のイスキア」を主宰し、2016年に94歳で他界した佐藤初女(さとうはつめ)。
Read More<物語>としての自己(鷲田清一)を基盤にして。- 「語りなおすこと」への繊細なまなざし。 /
哲学者の鷲田清一は、東日本の大震災から一年が経とうというときに、著書『語りきれないことー危機と痛みの哲学』(角川書店、2012年)を書き、危機や痛みに直面したときの「語りなおし」ということを語っている。
Read More「正しさ」と「成長」の捉え直し。- 宮崎駿の『千と千尋の神隠し』を加藤典洋が読みときながら。 /
「シン・ゴジラ」から晩年の大江健三郎にいたるまで、「敗者の想像力」という視点で読み解くという、批評家の加藤典洋の試み(『敗者の想像力』集英社新書、2017年)に圧倒される。
Read More生の道ゆきで出会われるものや他者への深い共感に支えられて。- 石牟礼道子、真木悠介、河合隼雄の文章との対話から。 /
いつの頃からだったか、生きていくなかで、「死」というものを、じぶんの近くにかんじるようになった。
Read More「個性」があらわれるところ。河合隼雄の声に耳をすまして。- 生きることの「矛盾」を生きながら。 /
心理学者・心理療法家の河合隼雄は、この世を去る直前に、作家の小川洋子と「対談」をしている。
Read Moreネット社会だからこその「関係性の回復」(河合隼雄)。- 「出会いへの欲求」に基礎をおく関係性(真木悠介)へ。 /
河合隼雄・南伸坊『心理療法個人授業』(新潮文庫)の文庫版「おまけの講義」として、「関係性の回復ーネット社会こその相当の努力を」と題された、短い記事が掲載されている。
Read More南伸坊が河合隼雄から心理療法を学ぶ(『心理療法個人授業』)。- 対話と関係から生まれる言葉と学びの深さ。 /
イラストレーターの南伸坊(みなみしんぼう)が「個人授業」で学問を学ぶ著書シリーズ(新潮社)がある。
Read More「リアライゼーション」の二つの意味にひらかれる可能性。- 河合隼雄の心理療法における基軸。 /
心理学者・心理療法家の河合隼雄は、講義録である著書『こころの最終講義』(新潮文庫)にて、ユングの「コンステレーション」(constellation)という言葉をたよりにユングや自身のカウンセリングについて語っている。
Read More「コンステレーション」から物語へ。- 河合隼雄がユングを読み解きながら(ユングと生きながら)。 /
心理学者の河合隼雄は、京都大学の最終講義(河合隼雄『こころの最終講義』新潮文庫)で、ユングがよく使ってきた「コンステレーション」(constellation)という言葉を手がかりに、こころのこと、心理療法のこと、生きることを語っている。
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