外国語の言い回しによって「物事の見方・風景」が変わること。- 東ティモールのテトゥン語「matan aat」という<拠点>から。 / October 11, 2017 by Jun Nakajima 日本では「10月10日」は「目の愛護デー」。10.10を横にしたときに、目と眉に見えるという、ユーモアの効いた日だ。...Read On. Read More
国際協力の道を志してから、じぶんに言い聞かせてきた言葉。-「今日それができたとしても明日もまた可能だとはきまっていない」(森崎和江) / October 10, 2017 by Jun Nakajima 大学時代に、途上国への国際協力・国際支援という道を志したときから、支援の現場にいたときも、それから今でも、ぼくの中に存在している言葉がある。...Read On. Read More
「人間はひとつの無償の情熱である」(見田宗介)。- 走るメロスの無償の情熱に見るもの。 / October 9, 2017 by Jun Nakajima 「走れメロスー思考の方法論について」と題される、社会学者の見田宗介の小論は、「小論」という言葉に似合わずに、「思考の深さ」へとどこまでも誘う言葉たちで紡がれている。...Read On. Read More
歌手Angelique Kidjoから伝わってくるアフリカの大地に根ざす「まっすぐな」歌声。- <志の力>に体験として触れること。 / October 8, 2017 by Jun Nakajima Angelique Kidjo。西アフリカに位置するベナンに生まれ、20代前半にパリに移り、今はニューヨークをベースとするシンガーソングライターである。...Read On. Read More
異国における思いがけない、日本語書籍との出会い(再会)。- 旅先で、赴任先で、異国の生活の中で。 / October 7, 2017 by Jun Nakajima まだそれほど「昔」ではない時代、電子書籍が普及していなかった(確か)8年程前まで、異国で「出会う」日本語書籍は、特別なものであった。...Read On. Read More
香港で、東ティモールのコーヒーを見つけて。- 東ティモールコーヒーの香りと味の記憶と点火された思考。 / October 6, 2017 by Jun Nakajima 中秋節と中秋節翌日が過ぎたけれど、香港の街はまだその余韻を残しながら、活気と喧騒の中にあるように見える。コーヒーを飲もうと、Starbucksのプレミア店「Starbucks Reserve」のバーに腰掛ける。...Read On. Read More
「多様性」を創出することの手前で。- 自分の経験の多様性を、自分の内面の土壌に植えること。 / October 5, 2017 by Jun Nakajima 「多様性」ということが、言われる。例えば、組織作りでは、組織の内部に多様性をつくりあげてゆくということが言われる。...Read On. Read More
香港で、(11回目の)中秋節の夜を迎えながら。- 公園にくりだす子供たちの笑顔にみる「月明かり」。 / October 4, 2017 by Jun Nakajima 香港で、11回目の中秋節の夜を迎える。昼間のにわか雨は地上を涼しくし、夜空に雲がひろがる中で、時々、月がその姿を雲間にのぞかせる。...Read On. Read More
香港で、(食べずに)「月餅」を楽しむ方法。- 月餅の種類と売られ方に惹きよせられて。 / October 3, 2017 by Jun Nakajima 中秋節を明日10月4日に控え、ここ香港の街は「中秋節」の彩りが濃くなってきている。...Read On. Read More
海外にいて、異郷で出会う「同郷」の人たち。- 「共通性」をもつことの驚きと歓び。 / October 2, 2017 by Jun Nakajima 海外にいて、同郷の人たちに出会うことは、時に心が踊る出来事だ。もちろん、まったく共通点のないような他者(例えば、はじめて出会う国の人たち)と出会うことも歓びである。...Read On. Read More
香港で、紅茶・ミルクティとコーヒーが出会うところ(「鴛鴦」)。- 四方田犬彦・也斯『いつも香港を見つめて』の繊細さ。 / October 1, 2017 by Jun Nakajima 香港にいながら、「香港」に関する本を探していたときに、共に文学や批評を専門とする四方田犬彦と也斯の往復書簡をまとめた本、『いつも香港を見つめて』を見つけた。...Read On. Read More
「作るっていうか、生まれるんですね」(黒澤明)から「芸術は爆発だ」(岡本太郎)にみる創造の本質と感動の条件。 / September 30, 2017 by Jun Nakajima 昔、テレビで黒澤明へのインタビュー映像を見ていて、「映画づくり」について、黒澤明は次のように語っていた。「作るっていうか、生まれるんですね」...Read On. Read More
パリで、20代の岡本太郎が学んだこと。- 岡本太郎著『壁を破る言葉』にみる「のり超えの痕跡」。 / September 29, 2017 by Jun Nakajima 芸術家・岡本太郎の妻である岡本敏子が構成・監修を担当した、岡本太郎の著作『壁を破る言葉』。岡本太郎の「言葉」が、まるで芸術作品のように並んでいる。...Read On. Read More
世界のレストランから。- 東ティモールの「廃墟のレストラン」に灯るろうそくの光が記憶を照らして。 / September 28, 2017 by Jun Nakajima 世界のいろいろなレストランで食事をしてきた。思い出深いレストランのひとつを取り上げると、東ティモールのディリ市内にあった「廃墟のレストラン」である。...Read On. Read More
生き方の方向性や行動を選ぶ「基準」( 快楽、利得、正邪、善悪…)について。- <気流の鳴る音>が聞こえるか。 / September 27, 2017 by Jun Nakajima 生き方の方向性や行動を選ぶ「基準」というものは、人それぞれが、それぞれの生の中で、意識的にあるいは無意識的にもっている。...Read On. Read More
大学で「自由論」に向き合い、世界で「自由」(「不自由」)を経験して。- 「恐怖からの自由」という視点から。 / September 26, 2017 by Jun Nakajima ぼくは、大学院で研究をしていたときに、取り憑かれたように「自由論」を学んだ。...Read On. Read More
「能率」か「情緒」か?「むずかしい仕事」と「地域の問題」において。- 「日本人の意識」調査の結果から。 / September 25, 2017 by Jun Nakajima 「『能率』か『情緒』か?」などのような問いに対する日本人の考え方と考え方の変容について、統計学的に、客観的な数字で見ることのできる資料として、NHK放送文化研究所の「日本人の意識」調査がある。...Read On. Read More
自然がつくりだす「アート」としての青空と雲を眺めながら。- 香港にひろがる青空の彼方へ。 / September 24, 2017 by Jun Nakajima 中秋節を10日後ほどに控え、至るところが月餅で彩られる香港は、暑い日差しが差しながらも、香港のはるか南を通り過ぎていく台風の影響もあってか、やや強めだけれど気持ちのよい風が吹いていく。...Read On. Read More
「125歳まで生きるためには…」と、じぶんに問いかけてみること。- 「人生の時間軸」を切り拓いて気づくこと。 / September 23, 2017 by Jun Nakajima 片岡鶴太郎(肩書きはタレント・俳優・画家・書家・ヨーギなど)は、「125歳まで生きること」を目標のひとつとしている。...Read On. Read More
「近代・現代の社会はどのような社会であったか/あるか」を説明せよとの設問が出されたら。- 見田宗介の文章に倣う。 / September 22, 2017 by Jun Nakajima 「近代・現代の社会はどのような社会であったか」を300字程度で説明せよと、試験の設問に出されたら、どのように書くことができるだろうか。...Read On. Read More