養老孟司の印象に強く残った丸山眞男の一節。- 零れ落ちていくものへの哀惜の念。 by Jun Nakajima

解剖学者である養老孟司は、都市や社会といったものが「頭」で構築されていく(養老孟司が言う「脳化=社会」が形成される)ときに「こぼれおちてしまうもの」について語るときに、政治学者であった丸山眞男の一説を引いている。...Read On.

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日本型資本主義を駆動してきた「内面的な動力」(見田宗介)。- 現代のぼくの内面に聞こえる残響。 by Jun Nakajima

西欧近代の原動力となった「プロテスタンティズムの倫理」(マックス・ウェーバー)との対比の中で、日本近代の原動力となった精神を「立身出世主義」に見る、社会学者の見田宗介。...Read On.

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「ゴールのわからない未知のトラックを走る」。- 内田樹『修業論』の強力な重力に引かれて。 by Jun Nakajima

「いいから黙って言われた通りのことをしなさい」という修業について、思想家・武道家の内田樹は「ゴールのわからない未知のトラックを走る」ようなものだと、著書『修業論』(光文社新書)のなかで述べている。...Read On.

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