世界で、いろいろな「支援の手」が、さしのべられている。

「時間」というものが、じぶんの生活においてとても切迫するものとして、あるいはじぶんを束縛するものとして立ち現れる。

香港では、小売店やレストランは、利用する側から見れば、よく「変わる」。小売店やレストラン側の視点から言えば、よく「動く」。

竹内演劇研究所を主宰していた竹内敏晴（1925-2009）。

東ティモールで心を揺さぶられた「挨拶」について書いたブログで触れた本、竹内敏晴『「からだ」と「ことば」のレッスン』。

東ティモールに住んでいたときに、ぼくの心身が揺さぶられたこととして、「挨拶」ということがあった。

国際協力・国際支援ということにおいて、その風景はしばしば、「子どもたちの笑う風景」として、写真や映像において切り取られる。

思い出は、ふとしたときに、やってくる。

思想家・武術家の内田樹が、「自分の個性を知る」ということは、ほんらい「消去法」的な作業なんだ、ということを語っている。

ずっと昔のこと、まだ学生の頃だったと思うけれど、文章を書く際に、文章を「句読点」で短く切ってゆくことを指導／勧められたことがあって、そのことが「理解できる部分」と「納得できない部分」が混在しているような感覚を、ぼくはその後もつことになった。

香港の夜空にのぼってゆく満月をときおり見ながら、宇宙論の最前線、「マルチバース理論」にふれる。

ひろい空に「飛行機」がとびたってゆく風景というのは、ぼくにとって、特別なものでありつづけてきた。

コラム「おとなの小論文教室。」を「ほぼ日刊イトイ新聞」で書いている山田ズーニーが、「Lesson 880」のコラムで、下記のタイトルのもとに書いている。

日常の会話のなかで、「現実を見なさい」とか、「現実的には」とか、「現実的じゃないよね」とか、「現実主義だからね」という言葉を聞くことがある。

2000年代初頭から半ばにかけて、西アフリカのシエラレオネ、それから東ティモールに住んでいたとき、「日本語」にふれることは、ぼくが＜ほんらいあるところ＞に戻ってくるような感覚を、ぼくは抱いた。

「空間の思想／時間の思想」（初出：1969年）というタイトルの興味深いエッセイを、寺山修司との「短い会話」に触発されて、社会学者の見田宗介は書いている。

見田宗介著作集を読み返していたら、以前はさっと読み進めていたのだろうけれど、今読むと、ぼくに「せまってくる」エッセイがある。

世界のいろいろなところに住んでいて、いろいろな「家族」と接し、あるいは見ていると、「家族」ということをかんがえさせられる。

社会学者の見田宗介にとって、劇作家である寺山修司（1935~1983）と喫茶店で交わした「短い会話」が、その後の見田宗介に「ずいぶん深い影響」を与えてきたという。

2002年の終わりから2003年の中頃にかけて、西アフリカのシエラレオネにぼくは住んでいた。