ぼくが心から尊敬している社会学者の見田宗介(真木悠介)氏の著作は、<どのように生きたらほんとうに歓びに充ちた現在を生きることができるか>(真木悠介)という問いに導かれながら、「学問」がほんとうの<知>であるところへとつきぬけてゆく仕方で、ことばをぼくたちに届けている。
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ニュージーランドに住んでいるとき(1996年のことだ)、ぼくの心のなかではよく、ビートルズの名曲「Let It Be」が響きわたっていた。
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だいぶ前のことになるけれど、1996年、ぼくはニュージーランドに住んでいた。
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ニュージーランドの北島に位置するオークランドの中心を、Queen Streetというメインストリートが通っている。
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日本の地方に住んでいる者にとって、例えば「東京」は、「幻想の都」である。
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夜空にひろがる惑星や星たちを見ながら、以前、ふと、でも深いところで、思ったことがある。
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ぼくたちが生きていくなかで、他者との関わり方、他者との関係の「あり方」をかんがえるとき、そこには他者を「他者」として一括りとすることに困難を感じる。
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香港MTRの鉄道路線のひとつ、「South Island Line(南港島綫)」の電車に初めて乗る。
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香港のとても暑い日に、グーグルのアプリ「Google Earth」を久しぶりにひらき、その「バーチャル地球儀」の「世界」を楽しむ。
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1996年、ぼくは、ニュージーランドの北島の北端レインガ岬を出発地点に、歩いて南下し、北島の中心に位置するオークランドに向けて歩いていた。
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ここ香港は、近くに到来した台風の影響もあり、雨が降り注いでいる。
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ニュージーランドの国道を歩いて南下していると、横を通り過ぎていく車が、ぼくの前方数十メートルのところにとまる。
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ぼくたちは生きていくなかで、じぶんのなかに、物事を判断する「ものさし」を構築し、それに従ってゆく。
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香港の文学者である也斯(1949~2013)は、比較文学学者の四方田犬彦との往復書簡(四方田犬彦・也斯『いつも香港を見つめて』岩波書店、2008年)のなかで、じぶんの生い立ちを随所で語りながら、也斯より若い世代の香港の人たちが、日本のテレビドラマを見て育ってきたことを語っている。
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比較文学学者の四方田犬彦はかつて、香港文学の第一人者である也斯との5年間にわたる往復書簡の初めの手紙を、つぎのように書き始めている。
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西アフリカのシエラレオネでの、<アフリカの経験>は、ぼくにとって、今でも言葉に尽くしがたい経験のひろがりと深さに充ちている。
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山崎豊子の著作『沈まぬ太陽(一)ーアフリカ篇・上ー』(新潮文庫)の第一章「アフリカ」で、主人公の恩地元(おんちはじめ)が赴任先のケニアのナイロビで、「欧州・中近東・アフリカ地区の支店長会議」の準備におわれていて、ふと一息ついていたときのことである。
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日本を離れ、ニュージーランド、(西アフリカの)シエラレオネ、東ティモール、香港に住んで16年を超え、人生の「踊り場」のようなところで、これまでの海外生活をふりかえったりする。
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ここ香港のショッピングモールで、「キャプテン翼」に出会う。
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